メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 2000年代前半期の、東京における“讃岐うどんブーム”の立役者となった店が、はなまるうどん』(リンク先:公式サイト)
 時は2002年9月、香川県高松市で営業していた『はなまるうどん』の都内初出店店舗となったのが、渋谷公会堂近くに店を構える渋谷公園通り店』(リンク先:公式サイト店舗案内)
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、店舗概観画像(2012年)
  “デフレ不況”が叫ばれる中「1杯100円」という驚異的な提供価格の安さと、気軽に立ち寄れる「セルフ」という業態を武器に、メディアへの宣伝攻勢をかけた『はなまるうどん』は、都内での店舗数を一気に拡大。
 以降、関東圏における“セルフ讃岐うどん店ブーム”の礎となり、そのブームは現在まで続いているほどです。

 今回のエントリでは、『はなまるうどん』の基本メニュー「かけうどん」と、『渋谷公園通り店』提供のメニュー紹介を行ってみたいと思います。

かけうどん210円

『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん&天ぷら
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、鶏天&ちくわ天(1)   『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・中(1)
天ぷら鶏天ちくわ磯辺揚げ

はなまるうどん渋谷公園通り店
住所:東京都渋谷区宇田川町2-1渋谷ホームズB1F
電話:03-5428-0870『はなまるうどん』渋谷公園通り店、営業時間案内
営業時間:9:00~22:00
定休日:年中無休
駐車場:無し(近隣のコインパーキング利用)
グルメサイト情報:『食べログ』『30min.

 今回の『はなまるうどん』渋谷公園通り店の開店に際し、テレビや活字の在京メディアはスクラムを組んでの“大宣伝”を展開。
 当時からテレビや雑誌をロクに見ないワタクシにも、その“宣伝文句”、とりわけ「本場香川の讃岐うどん店が東京初進出」「1杯100円から」というコトバには、耳にタコが出来るほどでした。

 そこで、香川県在住の知人に「『はなまる』って店はどうなの?」と聞きますと、返す刀で
「知らなくても“No Problem”」
と“ガチ”で言われてしまいましたよw
 確かに、ワタクシも2003年にたまたま香川県の『丸亀』(高松市内の国道沿い)に立ち寄る機会があったのですが、他の香川県内の有名店のうどんを食べた身からすると、取り立てて“特徴のないうどん”でございました。
 麺は標準よりも弱く、ダシはかろうじて及第点、何か評価できる点があるとすれば、それは“うどん以外での評価”といった部分。
 具体的には、店がキレイで天ぷら類も豊富で駐車場もあって「小なら105円で食べられる」のが、“最大の利点”であるといった印象でした。

 しかしながら、この渋谷の『はなまる』は大当たり
 昼時を中心に長い行列が形成され、しかも、通常の飲食店であれば売り上げ的に厳しい土日祝日でも大盛況、といった具合。
 それに倣うかのように、以降、都内を中心に“セルフ讃岐うどん店”の数が増殖。
 そして現在の、『丸亀製麺』の黄金時代へ。

 今だからこそ分かることですが、実は『はなまるうどん』の人気は、決して“讃岐うどんブーム”ではなく、むしろ“セルフという飲食業態のブーム”だったのでしょう。
 そこでは「味の良さ」は語られず、どちらかと言えば「値段お安さ」や「自分のお好みでトッピングなどを選べる楽しさ」と言った点にばかり注目が集まり、結局は“安い粉モノ”に“職人不在”、それと“接客不要”をこれ幸いと考えた、外食産業を利する結果となったワケですから。

はなまるうどん渋谷公園通り店主要メニューと価格
・かけだしうどん
 かけ 小105円/中210円/大315円
 きつね 小294円/中399円/大504円
 わかめ 小294円/中399円/大504円
 とろろこんぶ 小294円/中399円/大504円
・つけだしのうどん
 ぶっかけ(冷or温)小294円/中399円/大504円
 温玉ぶっかけ(冷or温)小294円/中399円/大504円
 釜あげ 小294円/中399円/大504円
 ざる 小294円/中399円/大504円

『はなまるうどん』渋谷公園通り店、メニュー表(1)  『はなまるうどん』渋谷公園通り店、メニュー表(2)
・お好みのうどん
 おろししょうゆ(冷or温)小189円/中294円/大399円
 かま玉 小294円/中399円/大504円
 カレーうどん 小399円/中504円/大609円
 塩豚ねぎうどん 小399円/中504円/大609円
・カレー・どんぶり
 カレーライス 399円
 塩豚丼 450円
・セットメニュー
 カレーセット 499円
 塩豚丼セット 550円
  セットのうどんは「わかめ」「とろろこんぶ」「ぶっかけ」「温玉ぶっかけ」「ざる」から一つを選択
  うどんの増量・カレーライスの増量は各105円プラス
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、サイドメニュー画像(1)  『はなまるうどん』渋谷公園通り店、サイドメニュー画像(2)
・トッピング類
 追加ねぎ 53円
 半熟たまご 84円
・天ぷら類(抜粋)
 げそ天 147円
 えび天・野菜かき揚げ・とり天 各137円
 さつまいも天 ちくわ磯辺揚げ・いか天 各105円
・その他
 おにぎり 126円~
 いなり 95円~
 ライス単品 小137円/中189円

 『はなまるうどん』の場合、基本メニューと提供価格は各店で共通。しかしながら「期間限定メニュー」、それに「セットメニュー」に関しては各店で違いが見られるようです。

・店内での“動き方渋谷公園通り店の場合
 トレーを取るうどんの注文天ぷら・おにぎりを小皿に載せる会計薬味類席へ着く(水はセルフ)器の返却

 この“店での動き方”に関しても、各店で違いあり。
 それに加え、無料でトッピングできる「薬味類」に関しても、各店舗での違いが見られます。

かけうどん210円

『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・中(2)

 ダシ・うどん・ネギが、かけうどんの構成。
 そこへ無料トッピング扱いの「揚げ玉」と「生姜」をプラス。

 「」は小で1玉、中では100円プラスで2玉の計算。
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・麺(1)  『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・麺(2)
 見た目の美しさには“讃岐うどんらしさ”も感じられるのですが、噛み締めると弾き返して来るような食感や伸びるような、いわゆる“コシ”はそれほど強くはありません。

 「ダシ」に関しては“香川県仕様”。
 ショッパさこそ気になりますが、それなりに「イリコ(煮干)の風味」が感じられます。
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・ダシ(1)  『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん・ダシ(2)
 東京やその近郊で営業する“自称讃岐うどん店舗”、例えば『丸亀製麺』なども初めの頃は「イリコ」の風味が感じられるダシを使用していたものの、いつの間にかカツオや昆布、それにサバ節を主体にしたダシにするなどして“変質”。
 そういった店と比べると、『はなまる』の方が“讃岐うどんらしい味”を提供出来てはいるのですが、その“評価”は今一つなのが現状でしょうか。


 「一日の食事は3食」というのが日本国の構成員である香川県でも同じなのですが、彼らはそれ以外にも「間食でうどんを食べる」のがライフスタイル。
 そうした間食時においては「店で注文するのはうどん一杯だけ」でも構わないのですが、やはり“食事”として考えますと、「うどん一杯」でも物足りなくなるモノ。
 そんな時には、うどんを一つにオニギリや天ぷらといった「サイドメニュー類」を頼むのが定番。
『はなまるうどん』渋谷公園通り店、鶏天&ちくわ天(2)  『はなまるうどん』渋谷公園通り店、かけうどん&天ぷら(2)
 この日に注文した天ぷらは、「とり天」(137円)と「ちくわ磯辺揚げ」(105円)。
 食べ方は、お好み次第。
 小皿の上に載せたまま、卓上に常備された“モンドセレクション金賞受賞”という「はなまる醤油」をかけたり、写真のようにうどんに載せてダシに浸して食べるという方法も。
 画像左の「とり天」は、肉の食感は硬いものの、味付がスパイシーでそのままパクリと食べられるモノ。
 この「とり天」はかつて「105円」で販売されていたことを考えれば、『はなまるうどんも』細かな部分で値上げを行っているのが感じ取れます。


 昨年の夏にワタクシが香川へ足を運んだ際に、地元のタクシー運転手の方から聞いたハナシ。
 90年代半ば頃の“讃岐うどんブーム”では、“県外の人”(主に本州在住者)は『かな泉』の地元での評判を良く聞いてきたそうだ。地元では前から「高いだけで誰も行かない」状況で、さらに「経営者も変わって地元では誰もその『店名』について語らなくなった」というのに。
 代わって2000年代初め頃の“讃岐うどんブーム”においては、今度はやたらと「『はなまるうどんの評判」を聞かれたそうだw 「一杯105円以上は支払う気はない」と言うには言えず、返答に窮して「明るくて家族で入るにはイイ店ですよね・・・」と言って誤魔化したのだそうだ。

 そして、今年の2012年には『丸亀製麺』が、ついに香川県へと“公に”進出。
 ワタクシの香川在住の知人三人に感想を聞いたところ、「安心してくれ、『(出店)場所さえ知らない』から」と一笑に付し、むしろ、「コレで香川の“有名店”がますます混むだろう・・・」と、余裕の構え。

【追記】
 香川県へと進出した、『丸亀製麺』。
 一号店が撤退しました。


 讃岐うどんの“何たるか”を知らずに本場・香川県へと足を運ぶよりは、こうした“讃岐うどんもどきのセルフ店”で予習しておいた方が、それなりにイメージが沸くモノ。
 そして、実際に香川へと足を運び培ったイメージが“木っ端微塵に砕かれる”ことで、香川以外の場所で営業するセルフ店への殺意の入り混じった反感が、芽生えていくことになるでしょう。

 今は“技術”の進歩により、香川県で提供されるうどんに近い麺やダシを提供することが、外食産業でも容易になって来ております。
 そういった味の再現が可能になってきた反面、香川県・現地へ足を運ばねば分からない、立地や値段、それに接客面などを含めた有名うどん店特有の“いかがわしさ”とのギャップは、ますます広がるばかり。
 営業を開始してから10年が経とうという『渋谷公園通り店』の、ピカピカに輝く店内外とマニュアル通りの接客を見るにつけ、その想いはますます強くなるばかりです。

はなまるうどん渋谷公園通り店アクセスマップ

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