メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 東急田園都市線・駒沢大学駅から、徒歩で約15分。
 せたが屋』(公式サイト)系列の人気店、中華そば ふくもり』(店舗案内ページ)

 今回食べましたメニューは、「辛つけぶと」。
 通常メニューのつけ麺「つけぶと」に、数種類の「辛味」成分をトッピングした商品。
 元々は今年冬の“限定メニュー”として販売されていたモノですが、好評を博し、今では、つけめん商品第2の“レギュラーメニュー”へと昇格。

辛つけぶとあつもり850円

『ふくもり』辛つけぶと・850円
『ふくもり』辛つけぶと・つけダレ(1)  『ふくもり』辛つけぶと・麺(1)
トッピング漬け玉子110円

 基本的には「つけぶと」(780円)と同じ、鶏や豚骨に大量の煮干を加えた濃厚な「スープ」(つけダレ)に、並盛でも300グラムに及ぶという国産小麦を使用した「極太麺」の組み合わせ。
 この“ノーマルスタイル”のつけ麺に、大量の刻みネギの他、辛味噌ラー油といった辛味成分をプラス。
 冬場の限定メニューとして販売が開始された当初では、麺は熱々の状態で提供される“あつもり”だけでしたが、レギュラーメニューへと昇格した現在、通常のつけ麺と同じく、水で麺を締めた状態の“冷やもり”での提供も可能となりました。

中華そば ふくもり
住所:東京都世田谷区野沢4-9-18
電話:03-3410-0081『中華そば ふくもり』営業時間案内(2012年)
営業時間
 昼11:30~15:00(土日祝日は16時まで延長)
 夜18:00~24:00
定休日:(原則)無休
駐車場:近隣のコインパーキング利用
グルメサイト情報:『食べログ』『30min.

 「辛つけぶと」の提供時間は、通常のつけぶとと同じ、10分強。

 極太麺の上には、大量の刻みネギと、団子状に練り固められた辛味噌をトッピング。
『ふくもり』辛つけぶと・麺(2)  『ふくもり』辛つけぶと・トッピング辛味噌
 この辛味噌。
 風味自体は“甘辛タイプ”のモノでして、食べ始めの段階では、佃煮のような甘さ。
 それが徐々に舌の上へと広がりますと、ズシッと舌に粘りつくような辛さが襲ってまいります。

 提供の段階で、麺にはあらかじめラー油らしき液体が絡められております。
 ここで一口パクリと食べますと、思っていたよりも辛さは強いモノではありませんでした。
 そこで、“まぜそば”を食べる要領で全体を混ぜ合わせる作業へ入りますと、丼の底の部分から、真っ赤なラー油やキャベツ・ニラといった野菜類が湧出。
 そして、辛味噌由来のコク深い甘さとラー油の痺れるような辛さが全体へと伝わり、一気に“辛旨まぜそば”といった具合に。
『ふくもり』辛つけぶと・麺(3)  『ふくもり』辛つけぶと・つけダレと麺
 この“まぜそば”の状態でも十分にオイシク食べられますが、“つけめん”らしくタレに浸していただきます。
 “まぜそば”として食べている内は辛さもアクセント程度にしか感じられませんでしたが、つけダレへと浸した瞬間、辛さが一気に爆発。
 見る見る内につけダレ全体を真っ赤に染め上げていきます。

 つけダレの器の中に入れられたトッピング類は、通常のつけぶとと変わらず、刻みネギメンマナルト海苔チャーシュー
『ふくもり』辛つけぶと・トッピング類  『ふくもり』辛つけぶと・トッピング漬け玉子
 この日に追加注文した「漬け玉子」(110円)は、液体状の黄身がトロ~りと流れるモノではなく、ゲル状に固まったタイプ。
 普通であれば“不満”に思うトコではありますが、この「辛つけぶと」の、麺を食っても辛くタレに浸しても辛いという“全局面辛さ地獄”という状態では、忘れかけていた甘さを思い出させてくれるアイテムとして、このネットリとした甘い黄身はまさに“オアシス”でございました。

 実は今回の「辛つけぶと」。
 ワタクシのような“辛さ耐性のないジジー”にとっては相当なレベルの辛さに感じられたモノですが、後日、“普通よりもチョッと強い辛さ耐性を持つ人物”によれば、「全然辛くない、むしろ最初から最後まで“辛ウマ”でしたよ」というコトでしたので、食べてドチラに該当するかは、“アナタ次第”でございます。

 ただ、“視覚から来る辛さ”は相当なモノでして、以下、提供時と食べ終えた段階での「つけダレ比較画像」を一つ。
『ふくもり』辛つけぶと・つけダレ(1)  『ふくもり』辛つけぶと・つけダレ(2)
コレって“別メニュー”じゃないの?
 黒みがかった灰色のつけダレが真っ赤に染められた状態は、誰がどう見ても「辛いモノ」だと思うのですが、このタレを「(スープで)割らずに飲める」という人物が世の中に存在するとは、ただただ、自分の未熟さを痛感するしかないのでしょうか。

・・・と、ボヤきつつも、つけ麺の最後のお楽しみ「スープ割り」を注文。
『ふくもり』辛つけぶと・スープ割り(1)  『ふくもり』辛つけぶと・スープ割り(2)
 「割りスープを入れますと、煮干の香りが舞い戻って来て・・・」なんて感想を述べればイイのでしょうが、煮干も何も、辛さで味覚を“破壊”されたワタクシにとっては、「ただ赤黒い液体を飲んだ」って記憶しかございませんよw

 まあ、この「辛つけぶと」。
 ワタクシの知人達の意見をまとめますと、異口同音に「“まぜそばとしては絶品」という感想。
 ただ、“つけめん”として食べますと「“スープの良さが分からなくなる」といったトコロでしょうか。

 それと、共通した感想では「麺は“あつもり”注文した方が良い」とのコト。
 「あつもり」にすることで、つけぶと麺に特有の噛み応えやコシは弱まってしまいますが、麺と辛味を混ぜ合わせる作業が加わるため、通常よりも「食べる時間が長くかかる」のが、このメニューの特徴。
 その食べるまでの時間の長さに伴い「つけダレが冷めてしまう」コトを考慮すれば、麺の食感が失われる、夏場であるというマイナス面はあっても、「あつもり注文」をするべきだろうというコトでした。


中華そば ふくもりメニューと価格
・麺類
『ふくもり』メニュー表画像(1) 中華そば 700円
 肉そば 900円
 白湯中華 700円
 白湯肉ソバ 900円
 塩中華 800円
  中華ソバの麺大盛 各120円
 つけぶと 780円
 肉つけぶと 980円
 辛つけぶと 850円
  つけ麺の大盛 各150円
・サイドメニュー類
『ふくもり』メニュー表画像(2) 漬け玉子 110円
 半ライス 120円
 海苔増し 100円
 メンマ盛り 250円
 黒豚餃子 400円
 小カレーライス350円
 瓶ビール 550円
 生ビール 500円
 コーラ/ウーロン茶/オレンジジュース 各200円
 黒ごまプリン 200円

2012年・夏の限定メニュー

『ふくもり』冷たい塩つけ麺・ポスター
枝豆の香る
冷やし塩つけ麺
800円
レポート記事⇒『中華そば ふくもり』枝豆の香る冷やし塩つけ麺


【関連記事】
『中華そば ふくもり』
 2008年における「肉つけぶと」のレポート記事です
『中華そば ふくもり』塩中華そば
 容易には想像できない「煮干ベースの塩ラーメン」のレポート記事です
『中華そば ふくもり』肉つけぶと
 人気の「つけぶと」に肉増しトッピングを加えた、2011年のエントリです
『中華そば ふくもり』中華そば700円
 他のメニューと比べれば脂分が少なくライト、醤油ダレの「中華そば」を紹介したエントリです

中華そば ふくもりアクセスマップ

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