メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 JR徳島線の鴨島駅から、徒歩で10分ほど。
 昭和54年創業の“濃厚スープ”と“厚切りチャーシュー”で人気のラーメン店、『中華そば 王将』。
『王将』@徳島県鴨島町、店舗概観画像(1)
 戦後間もなくの昭和20年代を起源とする「徳島県のラーメン事情」を振り返りますと、その“ターニングポイント”と言えそうなのが「昭和40年代」に生み出された“2つの潮流”。
 一つは、後に『新横浜ラーメン博物館』によって“徳島ラーメン”と命名されることになる、豚バラスライスの煮込み肉に生卵トッピングを可能とする支那そば 広東』(リンク先:当ブログ内関連記事)の系譜。
 もう一つは、徳島駅近くに店を構える中華そばショップ来来』(リンク先:当ブログ内関連記事)の系譜。

 これら二つの店の“影響力”を比較するなら、明らかに軍配は『広東』に上がるでしょうが、その『広東』の影響は主に徳島市内に限定されるのに対し、『来来』の影響力は徳島県の西部にまで及ぶ広範囲
 特に、今回紹介する吉野川市の『王将』と、10年以上の長きに渡り“徳島県の人気ナンバーワンのラーメン店”との評価を維持する美馬市脇町の『くにおか』(リンク先:『食べログ』)を生み出した功績は、計り知れないものがあるでしょう。

 今回『王将』で注文したメニューは、厚切りチャーシューがタップリと盛り付けられた「チャーシューメン」と「ライス」でございます。

チャーシューメンめし」(600円100円

『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン&ライス・700円
『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン小・600円(1)  『王将』@徳島県鴨島町、ライス・100円

中華そば 王将
住所:徳島県吉野川市鴨島町喜来323-183
電話:088-324-7762『王将』@徳島県鴨島町、店舗看板画像
営業時間:売り切れ終了
 11:00~20:00
定休日:木曜日
駐車場:10台以上
グルメサイト情報:『食べログ』『30min.

 『王将』の最寄り駅である「鴨島駅」までは、徳島駅から各駅停車で30分強、特急電車であれば20分強の道のり。
 しかしながら、列車の本数は1時間に2~3本と必ずしも多くはないため、徳島市内に住む“ラーメン好き”の方は例外なく、お店まで「」を利用しております。

王将駐車場

『王将』@徳島県鴨島町、駐車場案内(1)  『王将』@徳島県鴨島町、駐車場案内(2)
店舗向かって左側の路地沿いに専用駐車場

 徳島駅付近からは、眉山から鮎喰川方面へと続く「国道192号線」をほぼ一直線に、約30分程度の道のり。
 平日に関しては昼時を中心に混雑し、土曜や日曜ともなると開店前から行列が出来ていることも、珍しくありません。

王将メニューと価格
・麺類
 中華そば
『王将』@徳島県鴨島町、メニュー表画像  小500円/大550円
 チャーシューメン
  小600円/大650円
 シナチクソバ
  小550円/大600円
 もやしそば
  小550円/大600円
・ご飯もの&サイドメニュー類
 焼めし
  小450円/大600円
 めし
  小100円/大150円
 ビール 450円  

 この店は「会計制後払い」。
『王将』@徳島県鴨島町、卓上 店内は、カウンターが5席程度で残りはテーブルで全20席強。
 混雑時には確実に相席を余儀なくされるカタチ。
 また、“都会”から来られた方などは相当に戸惑うかもしれませんが、席選び」「」「注文」などは“半セルフといったシステム。
 夕方などの空いている時間帯では多少対処法も異なるようですが、店員の案内ナシに「席を確保する」「給水機から水を汲む」ことに始まり、店員の手の空いている時を見計らって「注文の品を伝える」。
 そして、ラーメンが提供されるまでの間は店内に用意された「マンガなどを読んで各自で時間潰し」を行い、食べ終えたら「注文の品を申告してお金を払う」ように心がけるのが、この店における“ベストな振る舞い”。
 早いハナシ、この『王将』では
接客を期待するな
ってコトでございます。

チャーシューメン600円

『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン小・600円(2)

 独特の調理手順のせいなのか、提供までに「30分近く待たされる」コトが珍しくない、このお店。
 しかしながら今回の画像を撮ったその日、車で来た地元の会社員の方々と相席となるほどの混雑振りだったものの、まさかの「着席後30秒で注文の品を聞かれる」という“予期せぬ事態”に始まり、長期戦を覚悟して持ち込んだハードカバーの本を広げて待っていると、コレまたまさかの「10分で着丼」という“奇跡”を経験w
 「やりゃー出来るじゃネーか!?」と感心していたものの、別の日に来たら「20分以上待たされる」という“徳島伝統接客”へと遭遇するに至り、撮影当日の出来事は「やっぱり“奇跡”だったな・・・」と、改めて気付かされた次第w

 中華そば(ラーメン)に使用される「」は、柔らかめの茹で加減でストレート形状の中細麺
『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・中細麺(1)  『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・中細麺(2)
 徳島では当たり前のように見かける「中細ストレート形状の麺」でありながらも、やはり「徳島市内のラーメン店とは異なる製麺所へ発注」しているのでしょうか、ぼそぼそとした食感や小麦の風味が意外に強く感じられるタイプ。

 「トッピング類」は、少量の刻みネギメンマに、若干多めのモヤシ
『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・トッピング類(1)  『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・トッピング類(2)
 それに厚切りで大きなチャーシューが、通常の中華そばで2枚、チャーシューメンにすると7~8枚程度トッピング。

 ちなみに、このチャーシューは“切り置き”で、仕込を終えた後に切り分けられた後、場合によっては冷蔵庫で保存されている模様。
 したがって、かなりの高確率で“冷たい状態”で提供されますから、食べる際には「スープに沈めて暖めておく」ようにした方が良いかもしれません。

 大量の豚骨や鶏ガラをベースに、そこへチャーシューのダシ(煮汁)を加えた「スープ」は、トロミもあってかなり濃厚な部類。
『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・スープ(1)  『王将』@徳島県鴨島町、チャーシューメン・スープ(2)
 徳島においては“ドロ系スープ”の一つに数えられそうな濃厚さがございますが、そんな見た目とは裏腹に意外に“あっさり”と感じられるのは、スープに野菜を用い、さらには鶏油も加えているからでしょう。
 「味付」に関しては、以前にはかなり濃い目で複雑だったように記憶しているのですが、ここ数年で「醤油」(薄口タイプ)を中心としたタレを使用するようになったのかもしれません。


 今回紹介した『王将』の“師匠筋”に当たるのが、『来来』。

中華そばショップ来来チャーシューメン(リンク先:当ブログ内関連記事)

『中華そばショップ来来』特製チャーシューメン・670円(2011年8月・1)
『中華そばショップ来来』特製チャーシューメン・トッピング類(2011年8月・2)   『中華そばショップ来来』特製チャーシューメン・スープ(2011年8月・2)

 一見すると「厚切りのチャーシュー」程度しか“共通点”は見出せないかもしれませんが、実は「大量のチャーシューがスープに反映されている」のも、『来来』発祥の系譜における“共通点”。
 一般的に「ラーメンスープ」というモノは、豚骨や鶏ガラをベースにスープを作っていくモノですが、そこに『来来』に代表される店は「スープで大量のチャーシューを煮込み、そのチャーシューのダシがスープへ一層の濃厚さを加えている」ワケです。

 ココ2~3年の東京では、こういったタイプのラーメンを“肉汁ラーメン”などと呼ぶようになりましたが、実はその“代表格”と言えそうなのが、泣く子も黙る『ラーメン二郎』であったりします。

ラーメン二郎小ラーメン画像

『ラーメン二郎』小ラーメン画像(1)
『ラーメン二郎』小ラーメン画像(2)   『ラーメン二郎』小ラーメン画像(3)

 90年代の後半、ワタクシが徳島で個人的に好きな店だったのは前述の『来来』や『王将』に『くにおか』、それに北島の『いもお』に加え、残念ながら閉店してしまった佐古の『土佐』といった店でした。
 これらの店は、量的には『二郎』の半分以下でございましたが(当たり前だw)、昭和の時代から『二郎で餌付けされていたワタクシのような特殊な人種にとっては「スープの作り」が非常に似通っているように感じられ、胃袋の底から沸き起こる“二郎欲”を徳島で静めるには、大変に重宝された店でございました。

 しかしながら・・・
 こういった「腹一杯になりたければウチに来い!」と言わんばかりの店も、99年における『いのたに』の『ラー博』出店に伴い、
相違点を無視して徳島ラーメンと一括りにされた
のは、どれほどの“混乱”を招いたことか。

 しかも、この『王将』に関してはコチラで紹介したやたつ』(リンク先:当ブログ内関連記事)と同じように、「ラーメン評論家」(笑)による“接客批判の矢面”に立たされたという“不幸”が、今もってなお続いております。

 「味やボリューム感を評価するか、接客を重視するのか」──、お店へ行かれる方は、その点を考慮しておいた方が良いでしょう。

【関連記事】
『中華そば くにおか』@徳島県脇町、チャーシューメン
 『王将』の弟子筋に当たる店がコチラ、“徳島最強”の呼び声も高い『くにおか』です

中華そば 王将@徳島県鴨島町アクセスマップ


より大きな地図で 徳島のラーメンマップ を表示
地図を拡大・縮小・スクロールするなどして参照ください

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