メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 2011年11月2日から6日までの5日間、東京は世田谷区にございます駒沢オリンピック公園で開催されておりました東京ラーメンショー2011』(リンク先:イベント公式サイト)

 昨年は5日間で32万人を動員したという、このビックイベント。
 今年も全国各地から数多くのラーメン店が集う中、11月2日と3日だけの変則日程で出店を果たしたのが、徳島県内に実店舗を持つ徳島ラーメン”の専門店『岩田家』(公式サイト)
東京ラーメンショー『岩田家』店舗画像(2011年)
 出店していた2日間、数多くのお客さんに徳島ラーメンを振舞っていたようですよ。

徳島県岩田家

東京ラーメンショー『岩田家』メニュー表画像(2011年)  東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・800円(1)
岩田家提供メニューと価格
・徳島ラーメン 800円
 生卵 50円
 味玉/鳴門ワカメ 100円
 バラ肉 150円
 チャーシュー 200円
 全部のせ 500円

【参考リンク】
東京ラーメンショー2011オフィシャルブログ
30min.』東京ラーメンショー2011
 2009年の第1回は3日間で9万人、開催期間が5日間に延びた昨年は32万人、そして、“震災復興”を旗印に開催した今年は28万人を集めたという、『東京ラーメンショー』。
東京ラーメンショー・会場写真(1)   東京ラーメンショー・出店店舗一覧
 今年度は、売り上げの10パーセントを東北の被災地へ義援金として送るとかで、前売り・当日に関わらず、各店のラーメンの提供価格は「一律800円」へと値上げ。
 800円を出しても“それなりのモノ”が食べられるというのであればコチラも大歓迎ですが、相変わらずの「カップめん容器」での提供に、屋根付の飲食席の少なさから多くの方が「露天食い」(雨天決行)を強いられ、なおかつ、出店店舗の裏手にうず高く積まれたダンボールが物語るのは、“化学の旨み”に頼りまくった「PB製品(各店が店や工場で大量に仕込んだモノ)を温めて提供するだけ」というコトを暗示しているという、さながら“有名店のインスタントラーメン即売会場”と化したイベントでございますw
東京ラーメンショー・提供容器(2011年)   東京ラーメンショー・会場写真(2)
 そんなイベントへ、これまで“徳島ラーメンの店”として出店したのが、第1回目の『徳島中華そば 徳福』(現在、直営店は神奈川県内にしかない)と、今回の『岩田家』(『岩田家』は今年の9月に開催された“『おかやまラーメン博出店店舗枠”)。

徳福川崎店(リンク先:『食べログ』)

『徳福』川崎店、店舗画像  『徳福』川崎店、徳島ラーメン画像

 『東京ラーメンショー』へと出店するには“選定基準”の一つとして一日1000杯程度のラーメンの提供が可能」でなければならないそうでして、そうなりますと、徳島県内から出店できるラーメン店は従業員の多い『チェーン店』や仕込みに手間のかからぬ『セントラルキッチン店舗に限られてしまうという事情がございます。

 そんな“要件”を満たす店は、徳島県では『ふく利』や『東大』、そして今回出店した『岩田家』といったトコロ。
 他の候補としては、セントラルキッチンを採用しているといわれる『大孫』(だいそん)、それに続き、仕込みの面をクリア出来るという条件付で『三八』(さんぱ)あたりでしょうか。

岩田家TOKYO 2011スペシャル800円

東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・800円(2)
 期間中岡山、徳島を代表する人気店の2つの味のラーメンが食べられるうれしいコラボ。
 11月2、3日は、全国のイベントにも出店している岩田家が初出店、今回地元店舗限定の特製スープが初登場。
 茶系スープに卵を溶かし込んだトロみとコクが極立つ1杯で勝負します。

 上の宣伝文句にある「地元店舗限定の特製スープ」というのは、『岩田家』各店舗で2種類のスープを提供しているコトを意味します。

岩田家2種類のスープ

『岩田家 徳島中華そば』クレメントビル店、2種類のスープの説明(店内掲示・2011年8月)  『岩田家 徳島中華そば』クレメントビル店、肉盛りラーメン(2011年8月・3)
A:スタンダードタイプ
 スタンダードな徳島ラーメンスープになります
B:特製オリジナルスープ
 スープに玉子が入っていてまろやかで少しトロミがあります

 徳島県に3店舗、香川県に1店舗を展開している岩田家』では、全ての店舗で「『スタンダード』(通常)と『特製』の2種類のスープから一つを選択できる」システムとなっております。
 いわゆる“徳島ラーメン・タイプ”に当たるのが、上の貼付画像にありますような「Aタイプ」でして、今回の『東京ラーメンショー』で提供したのが「Bタイプとなります。

 ラーメンに使用されている「」は、実店舗と変わらぬ加水率が若干低めの中細麺
東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・中細麺(1)  東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・中細麺(2)
 麺量は100グラム程度と、実店舗よりも若干少なめに設定されていた模様。
 麺の茹で加減が柔らかめに感じられるのは、徳島の中華そば全般に共通する点ですが、今回のような大規模なイベントではラーメンを受け取ってから座って食べ始めるまでに1分程度は移動で時間が経過するという“特殊な事情”を考慮し、通常よりも早めに麺を上げた方が良かったかもしれませんね。

 「トッピング類」は、刻みネギ・メンマ代わりの竹の子豚バラスライス肉
東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・トッピング類(1)  東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・トッピング類(2)
 実店舗のレギュラーサイズのラーメン(500円)と比べ、ネギと竹の子の量は少なめで、豚バラ肉はやや多めにトッピングされていた模様。
 そして、確か以前の『いわた』時代にはモヤシもトッピングされていたように記憶しておりますが、今回はございませんでした。

 ちなみに、豚バラ肉と並んで“徳島ラーメンの象徴”とも言える「生卵」は、イベント各店の中抜きされない貴重な現金収入である、有料トッピング扱い(+50円)デシタw

 『岩田家』のAタイプ(徳島ラーメン)は“徳島の伝統”とも言えるタレの濃度がやたらと濃いスープとなりますが、今回提供されたBタイプ(特製)は、タレの濃度は控えめに、あらかじめスープに玉子を溶かし込んだトロトロとしたスープ
東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・特製スープ(1)  東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・特製スープ(2)
 上の貼付画像では、ただの「茶色いスープ」にしか見えないかもしれませんが、ココで“掟破りのフラッシュ撮影”したモノと比べますと、多少なりとも黄色みがかっているのが確認できるかと思われます。
東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・特製スープ(3)  東京ラーメンショー『岩田家』徳島ラーメン・特製スープ(4)
 いわゆる“徳島ラーメン”というモノは、スープをジャンル分けするのであれば「豚骨醤油」となるのでしょうが、岩田家のスープは“トリとんこつ”(豚骨鶏ガラスープというのが適切でしょうか。

 この“トリとんこつ”スタイルのスープを、『いのたに』の『新横浜ラーメン博物館』出店を契機にして起こった“徳島ラーメン・ブーム”以降、徳島県内の多くのラーメン店が採用。
 結果、2000年代半ば頃から営業を開始したラーメン店の多くは、「豚骨醤油だけどそれほど濃厚でない、トロミと甘みが入り混じった“トリとんこつ”」といった店ばかりが増えるようになりました。
 そして、そんな“トリとんこつ”のスープを提供する店の多くは、“徳島ラーメン”とは名乗らずに“徳島中華そば”などと呼称しております。

 このような“トリとんこつ”の店ばかりとなった徳島県内でも、『岩田家』は他の多くの店と比べて真面目にスープを作っているという印象はあるのですが、如何せん、こういった店の多くは「ラーメンはそこそこのレベル、足りない分はチャーハンやチャーシュー丼、餃子などのサイドメニューで補うという“中華食堂形態の店”」へと突き進むものですから、突出してラーメンの評価の高い店”というのは見かけられなくなったというのが、現在の“徳島のラーメン事情”と言えましょうか。


 この、“鶏豚骨ベースの徳島ラーメン”はかなり多く、90年代の終わりから東京で営業を開始したうだつ食堂』(リンク先:公式サイト)なども、そんな系譜の一つ。

うだつ食堂』(新宿区西早稲田)

『うだつ食堂』店舗概観画像(2011年2月)  『うだつ食堂』中華そば大&生卵・700円(2011年・2)
当ブログ内関連記事:『うだつ食堂中華そば


 なお、今回紹介した『岩田家』は、姉妹店の『いわた』と共に徳島県内に店舗数を広げ、特に『岩田家』の方は過去2年ほどの間で信じられないほどの数の物産展やイベントへと出店中。
 以下、“店舗リスト”を記しておきます。

いわた』『岩田家
 濃厚スープが人気の徳島ラーメン系の店。本店は1982年開業。本店店主息子さんが2002年に国府店を開業。 2007年に本店が藍住に、国府店が鮎喰に移転し、その後立て続けに店が開業。2010年に鮎喰店系は「岩田家」に名前を変える。「いわた」と「岩田家」ではメニューが異なる。
『いわた』藍住店 板野郡藍住町徳命名田443-2
『いわた』松茂店 板野郡松茂町中喜来字牛飼野西ノ越14-1
『岩田家』鮎喰店 徳島市鮎喰町2-74-1
『岩田家』脇町店 美馬市脇町拝原1583-1
『岩田家』クレメントプラザ店 徳島市寺島本町西1-61クレメントプラザ゙5F
『岩田家』イオン高松店 香川県高松市香西本町1-1

『岩田家』鮎喰店、店舗画像(2011年)  『岩田家』クレメントプラザ店・店舗案内看板(2010年撮影)
( 引用:『男どアホウらーめん徳島のチェーン店を一部改変。店舗情報へのリンクは全て『食べログ』 )

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【当ブログ内の関連記事】
『徳島ラーメンいわた』@さいか屋・川崎店、徳島ラーメン肉盛り卵
 2010年11月、物産展のイートインスペースへと出店した『いわた』(現『岩田家』)のラーメンを紹介
『岩田家 徳島中華そば』クレメントビル店、ラーメン定食
 徳島駅に直結の『クレメントプラザ』へ出店している『岩田家』のラーメンを紹介しております

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