メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 JR土讃線・須崎駅から徒歩で20分弱。
 県道388号線(旧国道56号線)沿いで営業する、“鍋焼きラーメン専門店”『まゆみの店』。
『まゆみの店』@高知県須崎市、店舗概観画像(2011年)
 平成14年(2002年)より高知県須崎市の“町おこし企画”として大々的にPRを開始した「鍋焼きラーメンプロジェクトX」(リンク先:須崎商工会議所)
 当時の“ご当地ラーメンのメッカ”とも言えた『新横浜ラーメン博物館』も協力する中、お好み焼き専門店”から“鍋焼きラーメン専門店”へとシフトチェンジさせたのが、今回紹介する『まゆみの店
 今現在の『まゆみの店』は、近隣で営業(徒歩で3分程度)する『橋本食堂』に続く鍋焼きラーメンの専門店として、広く認知。
 『橋本食堂』にはない「日曜・祝日営業」や「夜営業」を行う他、従来は醤油ラーメンのみであった鍋焼きラーメンに「塩ラーメン」「カレーラーメン」「キムチラーメン」といった味のバリエーションを加えるなど、“次世代型・鍋焼きラーメン専門店”として営業中。

 そんな『まゆみの店』で今回食べましたメニューは、ライスが無料でセットとなる“変り種メニュー”の一つ、「カレー鍋焼きラーメン」です。
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメンセット・900円(2011年)
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン(1)   『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメンセット・ライス(2011年)

まゆみの店
住所:高知県須崎市栄町10-14
電話:0889-42-9026『まゆみの店』@高知県須崎市、営業時間と定休日案内(2011年)
営業時間:11:00~21:00
 火曜日のみ11:00~17:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:10台
グルメサイト情報:『食べログ』『30min.

 ワタクシが『まゆみの店』へと最初に訪問したのは、今から8年以上前の「2003年」。
 中村市(現・四万十市)から高知市内への移動時、途中下車して立ち寄ったのが、きっかけ。
鍋焼きラーメンの幟(高知県須崎市) 須崎駅に到着したのは、夕方5時近く。
 携帯電話でのネット接続に制限があった当時、東京の知人に「夜でも開いている鍋焼きラーメンの店を教えろ」と連絡すると、「『橋本食堂』は夕方まで(当時は16時か17時頃まで営業)、今から食べられる店は“居酒屋っぽい店”しかないゾ!?」とのメール。
 そのメールに記載されていた店の一つが、以前に国道56号線(現在の県道388号線)で“店舗の看板を見かけた記憶”のある、『お好み焼き まゆみの店』(営業開始は昭和の終わり頃から)だったのです。

 そして、駅からお店へ向かう途中、道沿いに林立状態だったのが、左側にあるような「鍋焼きラーメンの幟」(のぼり:高知県出身の『アンパンマン』の作者・やなせたかし氏のデザイン)。
 「一体何が起こったのか!?」と思っておりましたら、コレが前述の2002年より始まった「鍋焼きラーメンプロジェクトX」でございまして、今では「鍋焼きラーメンを提供している店の前には必ずを立てる」ようになっているのだそうです。

 当時の『まゆみの店』には、駐車スペースは店の前に2台程度であったように記憶しておりますが、現在では店から徒歩1分弱の場所に「専用駐車場」を完備。
『まゆみの店』@高知県須崎市、駐車場案内(1)  『まゆみの店』@高知県須崎市、駐車場案内(2)
 2003年の時点では、店名は『お好み焼き まゆみの店』となっており、各席にはお好み焼き用の鉄板が配置されていたモノでしたが、現在のお店は“ラーメン専門店形態”。
『まゆみの店』@高知県須崎市、店内画像(1)  『まゆみの店』@高知県須崎市、店内画像(2)
 店内はテーブル席を主に、カウンターを含めて全26席。
 当時のメニューは「鍋焼きラーメン」(小500円/大600円/特大700円)の1種類のみであったが、今では驚くほどにメニューが豊富になりました。

鍋焼きラーメン まゆみの店メニューと価格
・麺類
 鍋焼きラーメン
  並600円/大700円/特大1000円
『まゆみの店』@高知県須崎市、メニュー表画像(2011年) 塩鍋焼きラーメン
  並600円/大700円/特大1000円
 先入れ雑炊鍋焼きラーメン
  並750円/大850円
 カレー鍋焼きラーメン
  並900円/大1000円
 キムチ鍋焼きラーメン
  並800円/大900円/特大1100円
 ざるラーメン(夏期限定)
  並600円/大700円
・ご飯もの
 ごはん(ご飯)
  小150円/中200円/大250円
 雑炊用生卵 50円
 カレーライス 600円
 おにぎり(3個)150円

生卵抜き可能
麺は原則「カタメ」、「柔らかめ」も可能
味の濃いめ・薄めの事前調整可能

カレー鍋焼きラーメン900円

『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン(2)

 “鍋焼き”という名称から「鍋焼きうどん」を想起される方も多いと思われますが、『まゆみの店』の説明によれば鍋焼きラーメン」とは「鍋料理を食べた後における〆(締め)雑炊代わりの麺料理”」を意味するとのコト。
 温めたスープと茹で上げた麺を鍋にかけて再加熱、沸騰した頃合を見計らって具材を投入し、熱々の状態で席まで運ばれてまいります。

 「」は、“鍋焼きラーメンの元祖”とされる『谷口食堂』(閉店)のモノを再現したとされる、中細麺
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・中細麺(1)  『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・中細麺(2)
 この麺は“『まゆみの店特注麺”とのコトで、「時間が経っても“伸びにくい”」という特徴を備えているのだそうです。

 「トッピング類」は定番のネギちくわ親鶏の肉生卵に、「カレー鍋焼き」では牛肉もプラス。
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・トッピング類(1)  『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・トッピング類(2)
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・トッピング類(3) 2002年の「鍋焼きラーメンプロジェクトX」発足以降、須崎市内で提供される「鍋焼きラーメンに関するレシピは共有」されているとのコト。
 よって、以前にも紹介した鍋焼きラーメン7つの定義」(リンク先:『アサヒビール』四国)に従い、各店が“同じような”スープ・麺・トッピング類の鍋焼きラーメンを提供しているのが、現状。
 そんな“横並び一線状態”の中、2000年代の中頃より『まゆみの店』が“一抜け”。
 他店舗が“『橋本食堂インスパイア”な醤油味の鍋焼きラーメンに固執する状況下、2002年頃より構想段階にあったという「塩」「カレー」「キムチ」といった“新味”を投入。
 コレにより、「鍋焼きラーメンはどこの店で食べても大差はない」との通説を打破すると共に、『まゆみの店』は他店舗とは異なる“独自の地位”を確立。

 その「スープ」は鶏ガラや肉の味がしっかりと出ており、労を惜しまぬ「入念な仕込み」が伺えるモノ。
『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・スープ(1)  『まゆみの店』@高知県須崎市、カレー鍋焼きラーメン・スープ(2)
 今回注文した「カレー鍋焼きラーメン」に関しては、単品でのカレー販売(600円)を行うほどの自信作とも言える、スパイスを組み合わせて作り出した“本格的なタイプ”。


 “元祖”とされる『谷口食堂』の味の再現に努めた「鍋焼きラーメン」(醤油味)を軸に、女性にも支持されるアッサリ味の「」、そしてライスとセットになって若者向けとも言える「カレー」を販売することで他店舗との差別化に成功した、『まゆみの店』。

 その“萌芽”(ほうが)は、ワタクシが最初にこの店へと足を運んだ「2003年頃」より感じていたモノ。
 地元のお客さんたちがお好み焼きをツマミに酒を飲む中、ポツンと鍋焼きラーメン(特大)をすする“キモヲタ”を哀れに思ったのか、店主の方は色々とハナシをしてくれたモノでしたw

 しかしながらその話の内容は、当時はあまり一般化していなかったラーメンの業界用語がポンポンと飛び出すような“高レベル”。
 失礼ながら、「田舎の食堂のオバチャンがなぜ?」と驚かされるような内容ばかりで、サスガにおかしいと思い業界事情に詳しい理由を問いただそうとしますと、その時、店内に居合わせた一人の泥酔客が“あるモノ”を指差しました。
『まゆみの店』佐野実氏と店主(2002年撮影)
佐野実キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

 この時(2003年)に初めて知ったんですよ、2002年開始の「鍋焼きラーメンプロジェクトX」には“『新横浜ラーメン博物館が絡んでいたコトを。
 今だからこそ暴露しますが、佐野氏が高知県へと足を運んだ“真の目的”は「土佐清水の鰹節の仕入れルート確保」(&当時の『ラー博』広報・T内氏と酒を浴びるように飲むなんだがw そのついで”にアドバイスと称した「寝ないで仕込みしろ!」などの“自己のラーメン観の押し付け”を行っていやがったんだよ、マッタクw

 当時の佐野氏といえば、テレビ番組『愛の貧乏脱出大作戦』に始まり『ガチンコ!』で極まる、ラーメンの鬼としての“絶頂期”。
 その“鬼のコトバ”(実際は『ラー博』の指導)に従い、須崎市は鍋焼きラーメンの全国へのアピールを開始して、『まゆみの店』は専門店への第一歩を踏み出すことになったワケなのです。


 そういった流れの中、須崎市は空港や駅、観光スポットでの「お土産ラーメン」の販売や、全国のデパートなどにおける「物産展への参加」、それに雑誌やテレビなどへの「メディアへの露出」を積極的に。
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 それに関連し、まゆみの店』が最初に『店名』を付した鍋焼きラーメンのお土産品販売を行うようになったと、記憶しております。

 そして平成23年(2011年)現在、須崎市内鍋焼きラーメンを提供するお店は36店舗に及ぶのだとか。

鍋焼きラーメン提供店舗と地図

「須崎鍋焼きラーメン」提供店舗と地図(2011年・1)
「須崎鍋焼きラーメン」提供店舗と地図(2011年・2)   「須崎鍋焼きラーメン」提供店舗と地図(2011年・3)
2011年・須崎商工会議所発行

 画像をクリックすると拡大しますが、「ファイルの容量が大きい」ので注意。
 ネットで閲覧可能な鍋焼きラーメンの店舗情報としては、須崎商工会議所」提供店情報の他、アサヒビール』四国の食べ巡り&観光Mapがございますが、ドチラも最新版ではないという点はご了承のほどを。


 「レシピが共有」されている事情もありドコの店で食べても同じような味と感じる方の多い「鍋焼きラーメン」ですが、“他店舗との差別化”という意味では、『まゆみの店』は面白い存在
 かつては漁業と鉱業で栄えた町“須崎の味”を、是非とも現地の空気と共にご堪能あれ。

【関連記事】
『橋本食堂』@高知県須崎市、鍋焼きラーメン
 昭和の時代から“鍋焼きラーメンの専門店”として名を馳せる『橋本食堂』の鍋焼きラーメンをライスとのセットで紹介

まゆみの店@高知県須崎市アクセスマップ


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コメント
この記事へのコメント
初めて鍋焼ラーメン食べました

アッサリしたスープに固めの麺

ピッタリの相性でした。
2013/02/15(金) 15:42 | URL | ミルキー #-[ 編集]
須崎市へ、ようこそ
>「ミルキー」さん、ようこそ。

 鍋焼きラーメンは「鍋における締めの麺」がコンセプトとなっているとのコトです。
 「鶏ダシのスープ」に「鍋用のトッピング類」が基本とされ、それをラーメンへと改良するべく「伸びにくい麺」が特注されるようになったと聞きます。

 おそらく、味的には嫌いな人が少ないでしょうが、食べ進めていく内に味が単調すぎて飽きてしまうのが玉にキズ。
 機会がありましたら、『まゆみの店』オリジナルの塩味やカレー味も試してみるのもイイですよ。
2013/02/17(日) 20:15 | URL | 食の記録集 #-[ 編集]
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