メタボなお食事レポ。飲食店や集合施設で提供される「ラーメン」「つけ麺」「丼物」のレポートを中心に、デパ地下や駅ナカで購入した「スイーツ」などのお持ち帰り商品も紹介しております。

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 1994年開業の新横浜ラーメン博物館』(公式サイト)へは、2009年の12月に出店。
 そしてこの度、2013年1月14日に撤退することが決まったのが、久留米ラーメン”の老舗店舗『大砲ラーメン新横浜博物館店
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、2013年1月14日・閉店告知
 「全国各地のラーメンを、飛行機に乗らずに食べに行ける」をコンセプトに、数多くのラーメン店を招聘し、空前の“ご当地ラーメン・ブーム”を創出した、『ラー博』。しかしながら、その出店店舗選定基準に関しては不明瞭で、多くの場合、出店の決まった地域やラーメン愛好家などからは「なぜ、あの店が?」との疑問を持たれ続けていたのも、事実。
 そんな『ラー博』出店店舗の中でも、出店地域で長らく営業を続け、それなりの評価も獲得。さらに、全国規模で食べ歩くラーメン愛好家からの評価も高い、数少ない“ホンモノのご当地ラーメン店”の一つが、今回“卒業”と銘を打ち、閉店することとなった大砲ラーメン』(リンク先:公式サイト)であると、言えるでしょうか。

 今現在、『ラー博』の『大砲ラーメン』には、閉店を惜しむ数多くのお客さんが集結中。
 比較的にお客さんの数が少ない平日であっても、行列のできる時間帯が少なからず見受けられる状態なのだとか。
 まさに、“閉店景気”真っ只中の『大砲』で食べましたメニューは、“久留米ラーメン”の特徴的な部分を再現した「昔ラーメン」。
 それに、麺のおかわり「替玉」も注文してみましたよ。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・780円(1)

大砲ラーメン新横浜ラーメン博物館店
住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、店舗案内画像電話:045-471-0503(代表)
営業時間:最終入館時刻は変動あり(リンク先:営業時間案内)
 平日:11:00~/土日祝:10:30~
定休日:(原則)年中無休
グルメサイト情報:『食べログ』『30min.

 以下は、2012年12月下旬の段階での、『大砲ラーメン』メニュー一覧。

大砲ラーメン新横浜ラーメン博物館店メニューと価格
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、券売機画像(1)・ラーメン類
 ラーメン 730円
 チャーシューメン 900円

 昔ラーメン 780円
 昔チャーシューメン 950円

 黒とんこつラーメン 780円
 黒とんこつチャーシューメン 900円

『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、メニューポスター画像 ミニラーメン 550円
 ミニ昔ラーメン 580円
 ミニ黒とんこつラーメン 580円

・セットメニュー
 お子様ラーメンセット 550円
  お子様ラーメン+お菓子+ドリンク

・追加トッピング類
 おにぎり 100円
 煮玉子 100円
 替玉 100円
 替のり 100円
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、券売機画像(2) 替シナチク 100円
 替ネギ 100円
 替モモチャーシュー 100円
 替バラチャーシュー 100円

・サイドメニュー類
 ぎょうざ 250円
 セット(ぎょうざ・おにぎり・漬け物)300円
 キリンのどごし 350円

 『ラー博』では“卒業キャンペーン”になりますと、何らかのカタチで「卒業ラーメン」(期間限定メニュー)の販売を行うものですが、現段階において、そのような卒業ラーメンの販売告知はナシ
 したがって「ラーメン」「昔ラーメン」「黒とんこつラーメン」の3種類を基本に、それらのサイズの大小、そしてトッピング類の増量に対応するカタチで、営業期間を終えるようですね。

昔ラーメン780円

『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・780円(2)
屋台時代の“こってり味”。
手づくりの昔ラードから生まれる豚脂の揚玉(通称カリカリ)が懐かしい風味を加えます。こってり系「呼び戻し」の王様。

 『大砲』では、通常のラーメンを“まろやか”、昔ラーメンを“こってり”と位置づけ峻別。
 また久留米の『本店』では、今現在のラーメンの販売価格が「550円」(昔ラーメンは570円)であることを考えますと、その提供価格には大きな開きが見られるものです。

 使用されている麺は、首都圏でも知られる“博多・長浜ラーメン”のモノと比べますと若干太めに切り出された、細麺
 福岡系の細麺では珍しく、国産小麦を使用というこだわりも。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・細麺(1)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・細麺(2)
 麺量は120~130グラムの“首都圏標準”となっておりますが、これは福岡県内の他店舗と比べますと多目の分量。
 モチロン、ヤワやカタなどの“麺の茹で加減の調整”にも対応。麺の茹で加減への希望がなかった場合には、「普通」で調理されることになります。

 昔ラーメンのトッピング類は、海苔・メンマ(竹の子)・ネギ・玉子に、チャーシュー。
 使われている食材は、久留米から空輸されたものだとか。そして、トッピング類の大半は、福岡県産のものを使用。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・トッピング類(1)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・トッピング類(2)
 メンマは、福岡県南部の八女特産の干し竹の子を使用しており、通常のラーメンにはトッピングされておりません。
 また、通常のラーメンには「モモ肉チャーシュー」が使用されるのに対し、昔ラーメンでは食感がとろけるように柔らかい「豚バラロールチャーシュー」をトッピング。

 スープは、見た目からして濃厚そうな白濁化した、豚骨を搾り出したもの。
 味付は「塩」を主体としつつも、「醤油」も加えている模様。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・豚骨スープ(1)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・豚骨スープ(2)
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・カリカリ 『大砲ラーメン』におけるスープの特徴は、創業以来使用されているスープに、新しいスープを継ぎ足して使う“呼び戻し”という、製法にあるのだとか。
 この呼び戻し製法により、他店舗のラーメンと比べスープの濃度やコクがアップしているというのですが、それをさらに高める役割を果たしているのが、貼付画像左の「カリカリ」。
 このカリカリは豚脂の揚げ玉
 これが徐々にスープへと溶け出すことで脂濃度がアップしてよりスープが濃厚に感じられるようになり、また、“揚げ物調理”されていることから香ばしい風味も加わることとなります。

 このような“九州系”の濃厚なスープに不可避なのが、独特の“豚骨臭”。
 そういった濃厚さや臭いを中和すべく、卓上には豊富な「調味料類」を常備。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、調味料類(2012年12月)
 2012年12月現在で卓上に常備されているのは、白ゴマ・洋胡椒(ホワイトペッパー)・紅生姜・おろしニンニク・からしニンニク。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、紅生姜  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、からしニンニクと白ゴマ
 豚骨系ラーメンに定番の「紅生姜」の他、「ゴマ」もスープに合うもの。
 それに、口臭が気にならなければ「辛しニンニク」もオススメ。

 おおよそ、12月の初め頃に閉店が発表されてからの『大砲』のスープは、かなり“ライト”な傾向に。
 おそらくは客数が増えることで、スープの継ぎ足しによる熟成が進んでいないことが理由と思われるのですが、そうなりますと逆に、首都圏の“上品なお客様”からすれば、飲みやすいスープになったかのような側面も。
 そこで、スープを最後まで堪能したい方にオススメとなるのが、麺のおかわり「替玉」。

替玉100円

『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・替玉(1)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・替玉(2)

 替玉は、食券を購入せずに“現金注文”も、可能。また、その際には「麺の茹で加減の指定」にも、応じてもらえます。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・替玉(3)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン・替玉(4)
 麺量は、通常のラーメンより少なめの、100グラム前後といったトコロ。

 なお、この替玉の注文は「ミニサイズのラーメンでは不可」となっているので、注意が必要です。


 さて、当ブログでは大砲ラーメン』に関して11本のエントリ(このリンクをクリックしますと『大砲』関連の全エントリを閲覧できます)を執筆してまいりましたが、その評価は決して低くはないモノでした。
 モチロン、以前に訪問経験のある福岡現地と比較しての「提供価格の高さ」には幾度となく不平不満を漏らしはしましたがw 少なくとも
現地の味を可能な限り再現
した点は、大いに評価するべきトコロ。
 そのことは『大砲』が出店していた3年の間、ワタクシの福岡県在住の知人と一緒に『ラー博』の店へと足を運んだ際に、“お墨付き”をいただけるほどのモノでしたから。
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ドンブリ画像(1)  『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ドンブリ画像(2)

 ただ・・・
 80年代の半ば頃より首都圏で注目され出した“豚骨ラーメン”も、“魚介豚骨Wスープ”を始めとするスープへの研究がし尽くされた感のあるラーメンが席巻した関東圏においては、一昔前のラーメンといった評価に。
 また、90年代に『新横浜ラーメン博物館』が提唱した“ご当地ラーメン”という概念も、その後に全国でご当地ラーメンをテーマにした集合施設が乱立したことにより、もはや求心力を失っているような状況

 そのような中、2009年12月に「九州ラーメンの重鎮が満を持してラー博に登場」(リンク先:『ラー博』店舗開店告知)との売り文句と共に出店を果たした『大砲ラーメン』ですが、徐々に、その勢いはトーンダウン
 とりわけ、『大砲』の出店を阻んだに等しい『一風堂』、その系列である『麺の坊 砦』が隣の場所に出店するに至っては、その客足には悲しすぎるものがございました。
『麺の坊 砦』新横浜ラーメン博物館店、開店告知ポスター   『麺の坊 砦』新横浜ラーメン博物館店、ラーメン画像

 それでもクサることなく、『大砲』が長きに渡り受け継いできた“久留米ラーメン”を、関東圏の味覚に妥協せずに再現し続けたことは、敬意に値するでしょう。
 これからは遠慮することなく、地方ではまだ効力のある“ラー博出店”の威光を利用し、ビジネスチャンスを広げていただきたいものです。


大砲ラーメン新横浜ラーメン博物館店
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、店舗概観画像・2012年12月   『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ドンブリ画像(3)
2013年1月14日、閉店。
関連記事】
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン
 『ラー博』における『大砲』の店舗紹介の他、「昔ラーメン」と通常の「ラーメン」の“画像比較”を行なっているエントリです
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン&替モモチャーシュー
「ベビースター」九州限定・大砲ラーメン味
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ラーメン&替ワンタン
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、昔ラーメン&セット
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、黒とんこつラーメン
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ミニ・チャーシューメン
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ラーメンランチ
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、ミニのりネギラーメン
『大砲ラーメン』新横浜ラーメン博物館店、限定・昔ラーメン

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2014/04/06(日) 09:45 | | #[ 編集]
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